記事
狩猟靴の選び方
移動と待ちの両方を想定した、狩猟靴選びのポイントとサイズ・防水の考え方を解説します。

1日の狩猟で、いちばん体に効いてくる装備のひとつが靴です。
普段のウォーキングシューズとは、使う場面がまったく違います。急な坂、草むら、早朝の冷え込み、雨上がりのぬかるみ——条件の変化が大きいからこそ、靴選びは慎重にしたいところです。

狩猟靴に求められる性能
サポートと剛性
急な坂や不整地では、足首のサポートがあるハイカットタイプが安定しやすいです。ただし、剛性が高すぎると、長時間の待機で足が疲れることもあります。
「歩く時間」と「待つ時間」のバランスで選ぶのが、現実的な落としどころです。
防水と通気
Gore-Texなどの防水膜は雨天に強い一方、夏場は蒸れやすい場合があります。シーズン前半と後半で使い分ける、インソールを替える——こうした工夫も有効です。
ソール
泥や湿った岩では、溝の深いソールがグリップを確保しやすいです。底がすり減っていたら、シーズン前に交換や貼り替えを検討してみてください。
サイズ選びのコツ
店頭で試すときは、次の点を意識すると失敗しにくいです。
- 厚手の靴下を履いた状態で試す
- つま先にわずかな余裕を残す(下り坂で爪が当たらない程度)
- 午後に足がむくむ方は、やや余裕のあるサイズを
- 新靴は近場の短い猟で慣らしてから、本番に使う
購入前に確認したいこと
- よく行く猟場の地形(急坂、湿地、藪など)に合っているか
- 使う季節の気温に合った防寒・通気のバランスか
- 返品・交換ができる店舗か
おすすめの1足

荘快堂 股付防水スパイクシューズ(SOKAIDO I-888)は、防水とスパイクソールを兼ねそろえた実用タイプです。ぬかるみや雨上がりの地面でもグリップを確保しやすく、移動と待ちの両方がある1日でも足元が安定しやすいと評価されています。サイズは自分の足幅や甲の高さに合わせて選んでください。
※リンク先はAmazonの商品ページです。在庫や価格は変動する場合があります。
お手入れ
狩猟後は泥を落とし、しっかり乾燥させ、防水スプレーを定期的に塗ると寿命が延びます。湿ったまま車に放置すると、中敷みの劣化や臭いの原因になります。
記録とセットで
新しい靴を試した日は、HuntLogのイベント備考欄に「装備メモ」として残しておくと、あとから「この靴は長時間歩く日向きだな」と振り返れます。狩猟記録ガイドもあわせてご覧ください。
装備に正解は1つではありません。自分の入り方、地形、季節に合わせて、少しずつ理想に近づけていく——それで十分です。
